自己肯定感が低いと、人は自分を苦しめる選択をしてしまうことがある

自己肯定感が低いと、人は自分を苦しめる選択をしてしまうことがある

今回の出稼ぎで、同い年の女性と出会いました。

ここでは仮にFさんと呼びます。

出会った当初は、ただの同僚。

でも待機時間に話をする機会が増え、少しずつ彼女のことを知るようになりました。

Fさんはシングルマザーでした。

子どものために頑張らなきゃ。

お金を稼がなきゃ。

支払いもある。

そんな言葉を何度も口にしていました。

その姿を見ていて、私は純粋に「頑張っている人だな」と思っていました。

しかし、話を聞けば聞くほど不思議な気持ちにもなりました。

彼女にはパートナーと呼べる存在がいました。

でも、その関係はどこか複雑でした。

好きだから一緒にいるのか。

安心したいから一緒にいるのか。

寂しさを埋めたいから一緒にいるのか。

本人も答えを見つけられていないように見えました。

そして時々、

「私、何やってるんだろう」

そんな言葉を口にしていました。

私は最初、理解できませんでした。

子どものために働かなきゃと言いながら、好きでもない相手に時間やお金を使う。

支払いが厳しいと言いながら、自分を消耗させるような人間関係を続ける。

なぜだろう。

そう思っていました。

でも話を聞いていくうちに気付いたことがあります。

人は正しい答えを知らないから苦しむわけじゃない。

本当は分かっているのに、その通りに行動できないから苦しむこともある。

過去の経験。

傷ついた出来事。

満たされなかった気持ち。

自己肯定感の低さ。

そういうものが積み重なると、人は「自分を幸せにする選択」よりも「今の寂しさを埋める選択」を優先してしまうことがあるのだと思いました。

誰かに求められる。

誰かが会いたいと言ってくれる。

それだけで救われる日もある。

でも、

「求められること」と「大切にされること」は同じではありません。

私はFさんを見ながら、そのことを何度も考えていました。

出稼ぎ最終日。

新幹線に乗る前に、私は彼女へメッセージを送りました。

「自分を大事にしてほしい。」

「どんな人と付き合うか。」

「どんなお金の使い方をするか。」

「それで人生は変わるから。」

偉そうなことを言える立場ではありません。

私もこれまでたくさん遠回りをしてきました。

人間関係で失敗したこともあります。

自分を大切にできなかった時期もありました。

だからこそ思うのです。

人生は一発逆転で変わるものではない。

毎日の小さな選択で変わっていく。

誰と過ごすか。

何にお金を使うか。

どんな言葉を自分自身にかけるか。

その積み重ねが、未来の自分を作っていく。

今回の出会いは、そんな当たり前だけれど大切なことを改めて考えさせてくれました。

そしてこの記事を書きながら、実は自分自身にも同じ言葉を向けています。

「自分を大事にしよう。」

人生は、自分が選んだものでできているのだから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました